高度な専門知識

「医道審議会」や「厚生局からの個別指導・監査(保険医取消処分解決ナビ参照)」などの行政処分対策を専門的に行なってきた弁護士があなたの不安を全力でサポートいたします。業界トップクラスの実績を誇る当事務所だからこそできるサポート体制であなたの悩みを解決いたします。

全国対応

厚生労働大臣から処分について諮問を受ける医道審議会は東京都の厚生労働省内で開催されますが、審議の材料となる調査は通常、全国の都道府県で行われます。医道審議会解決ナビは日本全国の都道府県の事案を取り扱っておりますのでお気軽にご相談いただけると幸いです。

適正料金

ご依頼いただく前に全ての料金について説明させていただきます。SkypeやZoom等を利用したオンライン相談も行っておりますので、お気軽にご相談いただけると幸いです。なお、弁護士への相談料につきましては30分5,000円+消費税となっております。

医道審議会解決ナビ

医道審議会解決ナビでは医師や歯科医師の行政処分(医道審議会)に強い弁護士があなたのお悩みを解決させていただきます。

「都道府県知事から行政処分対象事案報告書の依頼が届いた」「刑事処分を受け、今後、行政処分手続の開始が予想される」「刑事事件が進行中で刑事処分確定前である」など、どのような段階からでもそれぞれの状況に応じた最適な解決策を提案させて頂きます。

行政処分に対する高度な専門知識

「病院やクリニックの経営サポート」「医師・歯科医師に対する行政処分対策」を長年行ってきた経験豊富な弁護士集団が医道審議会の悩みを解決します。

医師などへの行政処分はこれまでの経験上、刑事処分(罰金・懲役・禁錮など)が確定する前の段階から対策を行ったほうが遥かに有利です。

そのため、可能ならば刑事手続きの起訴前から弁護士へ依頼し、可能な限り早めに被害者との示談を成立させるなど、有罪判決を受けないようにする努力が必要です。

医道審議会の流れ

厚生労働省の審議会

刑事手続き

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STEP 01

逮捕・勾留

STEP 02

起訴

STEP 03

判決

STEP 04

判決確定

医師又は歯科医師について罰金以上の刑罰が確定したときは、法務省から厚生労働省に情報提供がなされる運用となっています。

そのため刑事処分の確定前の段階(「犯罪を犯してしまったとき」「警察から取調べをすると言われたとき」「検察庁からの呼び出しがあったとき」など)で専門家へご相談頂くことをお勧めします。

刑事処分を軽微することによって「行政処分手続に進むことを避ける回避・軽減できる」「家族・職場への事件の発覚を防止できる」などのメリットがあります。

なお、判決に不服があるとき、控訴を申し立てることができ、控訴審の判決にも不服があるときには上告をすることが出来ます。

行政処分手続き

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STEP 01

法務省から厚生労働省へ情報提供

STEP 02

行政処分対象事案報告書の提出

STEP 03

処分区分の決定

STEP 04

意見・弁明の聴取手続

STEP 05

医道審議会での審議・答申

STEP 06

行政処分(免許取取消・医業停止・戒告)または行政指導

法務省からの情報提供では当該刑事事件の詳しい内容や示談成立等、医師・歯科医師にとって有利な事情は提供されないとされています。そのため、これら有利な情報は事案報告書や意見の聴取、弁明の聴取の際に自ら伝えていく必要があります。

また、厚生労働大臣は医道審議会の答申を受けて行政処分の内容を決定します(実質的には医道審議会での審議の結果により処分の内容が決定します)。

そのため、刑事処分が確定し、行政処分手続きの段階へ移行している場合、遅くとも行政処分対象事案報告書(事件の概要や被害者への補償状況なども記載するため、書き方次第では後の手続きを有利に進めることも出来ます)を作成する時点までには弁護士に依頼したほうが良いでしょう。

行政処分に不服がある場合

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STEP 01

取消訴訟・審査請求など

医師・歯科医師に対する行政処分がされた場合、不服申立ての方法としては、厚生労働大臣に審査請求をするか、裁判所に取消訴訟を提起するかのいずれかになります。

審査請求とは行政庁に対して不服を申し立て、その違法・不当を審査させ、違法・不当な行為の是正や排除を請求する手続です。また、取消訴訟は行政権に属さない司法機関である裁判所の判断を仰ぐ手続です。ただ、勝訴率などを考えると「刑事手続き」や「行政処分手続き」の早い段階で対策を打つことが得策です。

停止処分を受けた時の病院経営

病院や診療所(クリニック・医院)の管理は「臨床研修等修了医師・臨床研修等修了歯科医師」がしなければならないと規定されています(医療法10条)。研修終了後の医業停止・歯科医業停止期間中の管理者については法律の定めはありませんが、変更するように指導するのが厚生労働省の方針となっています。そのため、停止期間中に病院を継続したい場合は別の医師や歯科医師に代診をお願いする必要があります。

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覚せい剤取締法違反などに対する処分例

麻薬及び向精神薬取締法違反、覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反などに対する行政処分の考え方は上記のようになっています。実際の処分事例としては下記のようになっており、医師法、歯科医師法違反と同様に重い処分が下される傾向があ […]

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弁護士による代理について

医師・歯科医師に対する行政処分手続の根拠となる行政手続法では手続の対象者に対して代理人の選任を認めているほか、意見を述べ、自己に有利な証拠を提出する事などが保障されています。 医道審議会解決ナビではお客様が医師・歯科医師 […]

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医道審議会とは

医道審議会は厚生労働省設置法に基づき設置される審議会であり、厚生労働省令である医道審議会令が定める分科会によって構成されます。医道審議会の審議内容は原則非公開のため、どのような行為をしたときにどのような処分になるのか、明 […]

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停止処分・免許取消処分・再免許付与申請

医師法17条では「医師でなければ、医業をなしてはならない」と規定しているため、免許取消処分または医業停止処分がなされると「医業」を行うことが出来なくなります。また、歯科医師法17条は「歯科医師でなければ、歯科医業をなしてはならない」と規定しており、免許取消処分または歯科医業停止処分がなされると「歯科医業」を行うことができなくなります。

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道路交通法違反などに対する処分例

交通事犯(業務上過失致死、業務上過失傷害、道路交通法違反等)に対する行政処分の考え方は上記のようになっています。実際の処分事例としては下記のようになっており「医業停止・歯科医業停止」「覚せい剤取締法違反」などと比べると処 […]

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医師や歯科医師への行政処分

医師・歯科医師の資格に対する行政処分については「(1)戒告」「(2)医業停止・歯科医業停止(3年以内)」「(3)免許取消」の3種類の処分があります。 行政処分が行われると厚生労働大臣から命令書が届きます。停止処分の場合、 […]

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医師法、歯科医師法違反に対する処分例

医師法や歯科医師法違反に対する行政処分の考え方は上記のようになっています。実際の処分事例としては下記のようになっており、医業停止・歯科医業停止など重い処分が下されています。 医業停止8月・・・・・・1件(医師法違反1件) […]

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刑事事件後どの段階で行政処分が行われるか

医師や歯科医師が刑事罰を受けた場合、行政処分(医道審議会)の対象となります。懲役刑になった場合はもちろん、罰金刑にとどまった場合でも、医業停止・歯科医業停止処分を受ける可能性があります(略式裁判による罰金刑以上の場合も行 […]

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医道審議会の処分事例

厚生労働省公表

2022年1月27日(医師への行政処分)

  • 免 許 取 消・・・・・・・2件(麻薬及び向精神薬取締法違反1件、建造物侵入、現住建造物等放火、偽計業務妨害、非現住建造物等放火、詐欺1件)
  • 医業停止3年・・・・・・5件(有印私文書偽造・同行使、旅券法違反、詐欺、出入国管理及び難民認定法違反1件、詐欺2件、強制わいせつ1件、1.覚せい剤取締法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反、2.麻薬及び向精神薬取締法違反1件)
  • 医業停止2年・・・・・・3件(過失運転致傷、道路交通法違反1件、危険運転致傷1件、収賄1件) 医業停止1年8月・・・・1件(1.住居侵入、2.住居侵入、3.建造物侵入1件)
  • 医業停止1年8月・・・・1件(1.住居侵入、2.住居侵入、3.建造物侵入1件)
  • 医業停止1年6月・・・・1件(麻薬及び向精神薬取締法違反、大麻取締法違反1件)
  • 医業停止9月・・・・・・1件(1.有印公文書偽造・同行使、有印私文書偽造・同行使、2.診療報酬不正請求1件)
  • 医業停止6月・・・・・・1件(傷害1件)など

2022年1月27日(歯科医師への行政処分)

  • 免 許 取 消・・・・・・・1件(強制わいせつ1件)
  • 歯科医業停止3年・・・・2件(詐欺1件、強要、窃盗、大麻取締法違反1件)
  • 歯科医業停止2年・・・・1件(詐欺1件)
  • 歯科医業停止1年・・・・1件(道路交通法違反、私印偽造、同不正使用1件)
  • 歯科医業停止6月・・・・1件(建造物侵入、窃盗1件)
  • 歯科医業停止3月・・・・5件(窃盗1件、診療報酬不正請求4件)
  • 戒告・・・・・・・・・・1件(暴行1件)

2021年9月24日(医師への行政処分)

  • 医業停止1年・・・・・・1件(大麻取締法違反1件)
  • 医業停止8月・・・・・・1件(医師法違反1件)
  • 医業停止4月・・・・・・1件(道路交通法違反1件)
  • 医業停止1月・・・・・・1件(1.道路交通法違反、自動車損害賠償保障法違反、道路運送車両法違反、2.道路交通法違反1件)
  • 戒告・・・・・・・・・・1件(銃砲刀剣類所持等取締法違反1件)

2021年9月24日(歯科医師への行政処分)

  • 歯科医業停止1年9月・・1件(無免許過失運転致傷、道路交通法違反、器物損壊、建造物損壊1件)
  • 戒告・・・・・・・・・・1件(傷害1件)

2021年7月1日(医師への行政処分)

  • 医業停止2年・・・・・・4件(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反1件、詐欺、医師法違反1件、第三者供賄1件、麻薬及び向精神薬取締法違反1件)
  • 医業停止1年6月・・・・3件(道路交通法違反、過失運転致傷1件、大麻取締法違反1件、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反1件)
  • 医業停止1年・・・・・・1件(道路交通法違反、過失運転致傷1件)
  • 医業停止8月・・・・・・1件(公務執行妨害、傷害1件)
  • 医業停止6月・・・・・・1件(建造物侵入、窃盗、住居侵入1件)
  • 医業停止4月・・・・・・3件(道路交通法違反2件、建造物侵入、窃盗1件)

2021年7月1日(歯科医師への行政処分)

  • 歯科医業停止3年・・・・1件(危険運転致傷、道路交通法違反1件)
  • 歯科医業停止6月・・・・1件(過失運転致傷、道路交通法違反1件)
  • 歯科医業停止4月・・・・3件(道路交通法違反3件)
  • 歯科医業停止2月・・・・1件(無免許過失運転致傷1件)

2023年2月8日(医師への行政処分)

  • 免  許  取  消・・・・・・2件(準強制わいせつ1件、詐欺1件)
  • 医業停止3年・・・・・・2件(詐欺、詐欺未遂1件、麻薬及び向精神薬取締法違反1件)
  • 医業停止1年・・・・・・1件(業務上過失致死1件)
  • 医業停止7月・・・・・・1件(ストーカー行為等の規制等に関する法律違反、有印私文書偽造・同行使、電磁的公正証書原本不実記録・同供用1件)
  • 医業停止4月・・・・・・2件(道路交通法違反2件)
  • 医業停止3月・・・・・・4件(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(兵庫県)1件、神奈川県迷惑行為防止条例違反1件、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反2件)
  • 戒告・・・・・・・・・・6件(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(長野県)1件、児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反5件)

2023年2月8日(歯科医師への行政処分)

  • 歯科医業停止3年・・・・1件(覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反1件)
  • 歯科医業停止4月・・・・1件(道路交通法違反1件)
  • 歯科医業停止3月・・・・1件(公然わいせつ1件)
  • 戒告・・・・・・・・・・3件(道路交通法違反2件、傷害1件)

よくある質問と答え

医道審議会解決ナビ

弁護士へ依頼するタイミングはいつがオススメでしょうか?

医師の刑事事件は有罪判決が確定すると罰金・略式・執行猶予であっても全件が厚生労働省に通知され、医道審議会の審査の対象となってしまいます。一方で、刑罰を受けなければこのような情報提供はなされません。そのため、弁護士への依頼は刑事処理前の早い段階が最もおすすめです。

法律相談時には何が必要でしょうか?

関係すると思われる資料一式をお持ちください。判決書、刑事事件記録、都道府県の担当課から届いた行政処分事案報告依頼書、刑事事件の起訴状等があれば、より具体的な提案が出来ますのでお持ちいただけると有り難いです。

相談料はいくらでしょうか?

相談料につきましては30分5,000円+消費税となっております。相談を踏まえて、ご依頼されるか否かをご検討頂ければ幸いです。

福岡で医者をやっています。九州地方でも相談に来てもらうことは可能でしょうか?

医道審議会解決ナビでは出張相談も行っております。これまでに北海道や沖縄など遠方での相談実績もございます。また、お勤めや開業している病院以外に、ご自宅などで相談をお受けすることもできます。

東京で歯医者をしています。顧問契約は行っていますか?

これまでに数多くの病院やクリニックと顧問契約を締結しております。また、予防として顧問弁護士になって欲しいという相談も数多く頂いておりますのでお気軽にご相談頂けると幸いです。

ご相談の流れ

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STEP 01

お問い合わせ

まずはお問い合わせフォームまたは電話にてご連絡ください。

STEP 02

ヒアリング

担当弁護士よりご連絡させていただき、現状の確認やお客様の要望などをお伺いいたします。

STEP 03

ご提案・お見積り

ヒアリングした内容を元にお客様にベストなプランとお見積りをご提案させていただきます。

STEP 04

ご契約・発注

ご依頼を受けましたら、契約書と委任状を作成し、直ちに事件処理に取りかかります。

STEP 05

フォローサービスの提供

単に事件を処理するだけなく「進捗状況の報告」などお客様と密なコミュニケーションを心掛けております。

STEP 06

行政処分・行政指導の回避

医業停止・歯科医業停止・免許取消などを回避できるよう全力でサポートいたします。

STEP 07

成功報酬のお支払い

事件終了後、成功の程度に応じた報酬金を頂きます。報酬額はお見積もり時に詳細をお知らせします。

STEP 08

アフターフォロー

医道審議会解決ナビでは顧問契約も行なっております。お気軽にご相談いただけると幸いです。

お問い合わせ

ご依頼及び業務内容へのご質問などお気軽にお問い合わせください